ルディ 涙のウイニング･ラン

イリノイ州の田舎町で暮らす少年ルディの夢は、名門ノートルダム大学のフットボール･チーム“ファイティング･アイリッシュ“でプレーすること。しかしそれは才能にも恵まれず、家庭も裕福でない彼にはかなわぬ夢だった。ルディは高校を卒業すると父や兄が働く鉄鋼所に勤めたが、夢を捨て切れずに学費を貯め、ひそかにチャンスをうかがっていた。唯一応援してくれる友人のピートが鉄鋼所で起きた事故で帰らぬ人となったことにショックを受けたルディは、家族の反対を押し切り大学へ進むことを決意する。